冬の屋外でのお仕事やアウトドア、ツーリングでの寒さから体を守ってくれる防寒ベスト。近年では、おしゃれなアイテムとしても注目を集めています。今回は、インナーとしてもアウターとしても大活躍してくれる防寒ベストのおすすめや選び方について解説します。

防寒ベストとは？

防寒ベストとは、防寒着のような防寒性を持つ袖のないアウターのことです。幅広いシーズンで活用できる万能ウェアで、インナーとして使用することも可能。コンパクトタイプの場合は、小さくたたんでカバンに入れて携帯するなどの使い方もできます。

防寒ベストのメリットは？

防寒ベストのメリットは、なんといってもその暖かさ。いつものアウターの下に一枚着ることで、より防寒性が高まります。保温機能があることで、暖かさを逃がさず寒さを軽減できるでしょう。

なお、サーモクラフトは取り外しが可能なので、その日の気温や気分に合わせてベストを選んだり、ブルゾンをチョイスしたりといったコーディネートも可能です。

また、重ね着するとどうしても胸や腕回りに圧迫感を感じることもありますが、ベストは袖がないため動きやすい点も大きなポイント。建築業や設営など、お仕事やアウトドアなどにも最適です。

さらに近年では、アウトドアブランドや様々なメーカーからタウンユースとしても着られるおしゃれなデザインの防寒ベストが登場。アウターの下に着るだけではなく、防寒ベスト自体がタウンユースにも使えるアウターとして人気となっています。

おすすめの防寒ベスト8選

ここからは、厳しい寒さのなかでもしっかりと暖かさをキープしてくるおすすめの防寒ベストをご紹介します。

[バートル] 5034 防寒フーディベスト

快適な着心地と優れた防風・防雨性を兼ね備え、さまざまなシーンで活躍する防寒ベストです。ライトシェル素材で作られており、スタイルを犠牲にすることなく優れた天候保護を提供。スリムフィットデザインは、動きやすさも十分。フードの襟が高いので寒い季節でも暖かく、フロントのダブルジップジッパーがさらに機能性を高めています。センス良く表示されたビッグサイズのバートルのロゴもおすすめポイントのひとつです。

自重堂 [JAWIN] 58190 BIGBOSSベスト

高級感のある光沢が魅力の生地と、保温性を最大限に高めるファイバーダウンの中綿を使用。さらに保温性を高めるために、裏地にはブラックのアルミメッシュを採用し、寒い日でも暖かく過ごせる防寒ベストに仕上がっています。

[TS Design] 3528 ライトウォームベスト

ファッション性と機能性を兼ね備えた防寒ベストです。ポリエステル80％、綿20％の混紡素材で、柔らかな肌触りが特徴。軽量な点もうれしいポイントのひとつ。スリムなシルエットなのでスタイリッシュに着こなしたいという方にもおすすめです。

[アイズフロンティア] 9757 バークジャガードファイバーダウン防寒ベスト

スタイリッシュで高級感のあるルックと、優れた防風・保温性能を併せ持つ防寒ベストです。裏側には耐久性のあるニット素材とTPUラミネートを採用。中綿にはポリエステルファイバー製のダウンを使用し、軽量でありながらも防寒性は十分。また、裏地には肌触りの良い高密度タフタを使用しています。ベストの上下には独立したポケットとスマートフォンを収納できるベルクロポケットを装備。内側には2つのコンパートメントを持つ大きなサイドジッパーポケットと左胸に内ポケットもあるため便利です。

[EVENRIVER] R-105 ライトファイバーダウンベスト

軽量でかさばらず、快適かつ十分な暖かさを提供してくれる設計の防寒ベストです。V字型のネックラインと便利な2つのサイドポケットが特徴。インナーとしてもアウターとしても使用できるオールラウンドな一着です。

[桑和] 8144-06 防寒ベスト

軽量な素材を使用し、快適な着心地を実現したスタイリッシュな防寒ベストです。胸元のファスナーポケットや裾のパイピング、樹脂ファスナーやポリエステル100％の裏地も特徴で、季節を問わず活躍。カラーはネイビー、ベージュ、ブラックの3色が展開されています。

クロダルマ [D.GROW] DG502 防寒ベスト(ハーネス仕様)

ハーネスアウトレットとランヤードフッキングテープを装備し、安全性と安心感を高めた防寒ベストです。表の素材は綿100%のツイルで、裏面はポリエステル100%のタフタ。中綿はポリエステル100%で、優れた着心地と耐久性を実現しています。

[HOOH] 8299 フルハーネス対応防寒ベスト

アルミ裏地の防風裏地で寒さを防ぎ、熱を保持するように設計された防寒ベストです。金属部分が肌に触れないようにコンシールドジッパーを採用しているほか、ストレッチ素材で動きやすさも確保。快適な仕上がりの一着です。また、フルハーネスフックの採用で、フルハーネスの2重装着も可能。袖口は伸縮性があり、サイドポケット、右胸の隠しファスナー付きポケット、内ポケットなど、機能も充実しています。

おすすめヒーター付防寒ベスト7選

ここまで防寒ベストを紹介してきましたが、バッテリー電源を使用したヒーター付きベストもおすすめです。凍てつく寒さの中での作業や、アウトドアを楽しむ方にはピッタリ。スイッチを入れるだけですぐに体を暖めてくれるヒーター付きベストは、一度使用すると手放せません。

[バートル] 5004 防寒ベスト (ユニセックス)

屋外での優れた保護性能と快適性を求める方に最適な、温度調節対応型サーモクラフト搭載の防寒ベストです。フロントが上下に開閉するダブルジップ仕様で、ウエスタンヨークには高強度コーデュラナイロンを使用。ナチュラルフェード加工でクラシックなヴィンテージ感を演出しているのも魅力のひとつです。

[バートル] 5024 防寒ベスト (ユニセックス)

撥水性、防風性、耐水圧に優れたウェスタンデザインのサーモクラフト対応防寒ベスト。ダブルジップファスナーでプロテクションは万全。シープボアとアルミメッシュが電熱パッドと連動し、寒い季節でも暖かさをキープします。スマートなシルエットは、タウンユースとしてもおすすめ。

[バートル] 5274 防寒ベスト 大型フード付き (ユニセックス)

防風性と保温性に優れたヌバックタッサー素材、ダブルジップデザイン、取り外し可能なフードを採用した防寒ベスト。サーモクラフトは4段階の温度調節が可能。大型フードが付いているので、寒い季節にもぴったりです。

自重堂 [Z-DRAGON] FGA79000 電熱ベスト

左身頃の内側にバッテリーポケットと防水USBコネクターを装備した防寒電熱ベストです。9つのヒーターを内蔵し、3段階の温度調節が可能なため、アウトドアやウィンタースポーツでも暖かく快適に過ごせるのが特徴。サイドパネルにニットを使用しているので動きやすく、ガーデニング、農業、運送、土木、建築など屋外での仕事に最適です。

[バートル] 3214/TC500 サーモクラフト防寒ベスト【パッド】セット

サーモクラフトパッドがセットになったお得な防寒ベスト。寒冷地や厳しい寒さのなかで使用するのに最適な一枚です。軽量で柔軟性があり、防水機能も付属。インナーとしてもライトアウターとしても着用できるように設計されており、シーズンを通して暖かく過ごせます。

[自重堂] FGA20000 電熱ベスト

15秒で温まる9つの発熱体と、3段階の温度調節機能を備えた電熱防寒ベストです。ガーデニングからアウトドアスポーツまで、さまざまなアクティビティに対応できるのが特徴。左サイドのポケットには専用バッテリーのポケットと防水キャップ付きのUSBコネクターを装備。前面と背面の内蔵ヒーターは、電源スイッチを長押して作動します。

[アタックベース] 60000 Wスイッチヒートベスト HYPERバッテリーセット

ヒートベストとUSBバッテリーのセット商品です。バッテリーには電源が取れるUSBコネクターと、温度レベルを調整できるスイッチを搭載。ベストはナイロン100％、ポリエステル100％の中綿を使用し、十分な保温性を実現。通勤や屋外での作業、オートバイ、ゴルフなどにも最適です。

防寒ベストの選び方

寒さから守ってくれる防寒ベストですが、その種類はさまざま。ご自身にぴったりな一着を選ぶための方法について解説します。

保温性能

まずは防寒服としてもっとも重要な保温性です。熱を外に逃しにくい素材や構造のものを選びましょう。

たとえば、秋冬用の作業服にはラミネートコーティングという加工が施された素材がよく用いられます。ラミネートコーティングとは、さまざまな生地素材を合わせて作った複合生地のこと。防寒ベストを探す際には、こうした素材が持つ機能面などを確認してみてください。

作業現場に合わせた素材

アウターとして着用する場合、作業現場によっては、火気に弱い素材は避けなければいけませんので、コットンやウールなどの天然素材をはじめとする耐火性のある素材であることを確認してください。また、屋外でのお仕事であれば風に強い素材であることは重要視したいので、タフタやシェル素材のものを選ぶようにしましょう。

屋外の仕事だけではなく、釣りやアウトドアで着用する場合には雨などの対策として防水効果のあるナイロンやポリエステル素材や撥水加工のされた素材がおすすめです。使用する場所によって、適切な素材を選びましょう。

動きやすさや軽さ

長時間の作業でも体を暖かく保ってくれる防寒ベスト。しかし、必要以上に厚みがあったり重量があったりすると、動きに制約が出てしまうことも。購入時には、軽さや動きやすさなどにも注目しましょう。

防寒ベストをおすすめする理由

寒さから守ってくれる防寒ベストですが、その種類はさまざま。ご自身にぴったりな一着を選ぶための方法について解説します。

レイヤードで防寒性を調整

防寒ベストは、脱着しやすいのが魅力です。熱く感じれば脱ぎ、寒くなれば着るといった具合に、体感温度に合わせた調整が容易にできます。

また、肌寒い季節には防寒ベスト一枚がアウターの代わりとして大活躍。春や秋の肌寒い時期に、手軽に羽織れるという点も人気の理由です。

作業時にも動きやすい

作業時には動きやすさが重要です。防寒ベストは袖がないため、腕周りの圧迫感がなく、主に腕周りでの動きやすさが魅力です。とくに、アウトドアやスポーツなどの場面で着用されるものは、軽量化と快適性が重視されているので、ぜひ一着は用意しておきたいアイテムとも言えます。

おしゃれなコーディネートも可能

作業時だけではなく、近年ではおしゃれアイテムとして様々なデザインの防寒ベストをリリースするブランドやメーカーが増えています。アウターとして、秋口や春に着用されている方も多い傾向にあります。

ファーやフードのついたカジュアルなデザインだけではなく、ベーシックな色味を使用したシンプルなものや、シックなデザインも増えているので年齢性別問わず着用できます。

また、中綿を使用しない薄めの防寒ベストであれば着ぶくれの心配もなし。アウターの下に着られるので、コーディネートを邪魔することなく暖かさが手に入る点も魅力のひとつです。

防寒ベストのお手入れ方法

防寒ベストを洗う前には、ベスト内側についているタグでお手入れの方法を必ず確認しましょう。

洗濯機で洗える場合

中綿タイプのベストは、洗濯機で洗える場合があります。洗濯マークを確認してから、防寒ベストのファスナーやボタンを留めて裏返し、洗濯ネットに入れて洗ってください。念のため他の衣類と洗わず、防寒ベストのみで洗うのがおすすめです。また、柔軟剤や塩素系漂白剤の使用は避け、乾燥機を使わないで形を整えてから風通しのいい場所で陰干ししてください。

手洗いの場合

手洗いのマークがついている場合は、洗濯機には入れず水で押し洗いをします。汚れている場所は濡らす前に中性洗剤で拭きとってください。 防寒ベストをたたみ、水か汚れが頑固な場合は40度以下のぬるま湯で何度か押すように洗います。こちらも洗濯機で洗う場合と同様に乾燥機には入れず、形を整え陰干しします。

洗濯機も手洗いもできない場合は？

洗濯機も手洗いも不可の場合は、汚れた箇所を少量の中性洗剤を使い優しくふき取ってください。また、撥水機能があったのに水を弾かなくなってしまった場合には、撥水性を復活させる裏技があります。

それは、ドライヤーやアイロンなどで熱を与えること。汚れや擦れによって弱まった撥水力を復活させます。アイロンをかける場合には、アイロンが使える素材であることを確認し、低温であて布を使用してください。

まとめ

ワークランドでは、防寒ベストを各種とり揃えております。冬場のインナーとしてはもちろん、春・秋のアウターとしても最適なので、ぜひこの機会にお気に入りの一着を見つけてください。

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