コンプレッションインナーとは?防寒対策で作業もしやすい機能性インナーを紹介
この記事では、作業着の防寒対策を考えている人に向けてコンプレッションインナーを紹介します。コンプレッションインナーは機能性インナーとして人気のインナーです。また、保温性、速乾性に優れているなどの特徴があり、冬の防寒対策としてはもちろん1年中快適に着用できます。コンプレッションインナーの効果的な着用方法やおすすめ商品まで解説するので参考にしてください。
目次
コンプレッションインナーとは
コンプレッションインナーとは、着用すると体に圧がかかり様々な効果を発揮してくれるインナーのことです。コンプレッションインナーは日常生活やスポーツシーン、さらには作業着など幅広く機能性インナーとして人気を集めています。また、各種メーカーから販売されており、作業用ウェアの商品もコスパの良さから人気となっています。
もともとのコンプレッションインナーの意味
コンプレッションインナーは、「着圧ウェア」や「コンプレッションウェア」という名称でも呼ばれています。伸縮性のある生地を使用することによって運動時などに、身体に圧をかけ、筋肉を支えてサポートしてくれるなど身体にさまざまなサポート効果をもたらしてくれます。また、速乾性、保温性、疲労軽減など様々な効果を発揮してくれるのが特徴です。
コンプレッションインナーが広まった背景
コンプレッションインナーの技術は、血流をよくしてリンパの滞りを改善するために医療分野において活用されていました。その後、スポーツウェアへと進化し、さらに日常生活の中に取り入れられるようになっています。
コンプレッションインナーは作業用としても人気が高い
コンプレッションインナーは、防寒対策や夏の暑さ対策にもなり、作業パフォーマンスの向上が期待できるため、現場などで作業をする際の着用に向いています。また、高機能でありながら低価格なものも多く、コスパの良さから高い人気を集めています。
コンプレッションインナーの種類
コンプレッションインナーには、「長袖」「半袖」「パンツ」「その他(アームカバーやレッグカバーなど)」様々な種類があります。ここでは、各種類について詳しく解説します。
長袖・半袖
コンプレッションインナーには長袖タイプ・半袖タイプがあります。これらのタイプは、上半身の冷え防止や暑さ対策に活用可能です。また、秋冬用、春夏(オールシーズン)用など、季節に応じた商品もあり、それぞれ素材や特徴が異なります。
パンツ
パンツタイプのコンプレッションインナーは、下半身の冷え防止や暑さ対策などに活用可能です。特に冬場の防寒対策に利用する人は少なくありません。作業服として、多く人から重宝されています。
その他のタイプ(アームカバーやレッグカバーなど)
長袖や半袖、パンツ以外にも、アームカバーやレッグカバーといったその他のタイプのコンプレッションインナーも存在します。これらのタイプは部分的な冷え防止や暑さ対策などに活用できます。また、圧迫感が苦手な人でも使いやすいのも大きな特徴です。
コンプレッションインナーの素材や機能の特徴
ここでは、コンプレッションインナーに使用される素材や機能などについて解説します。
素材の特徴
コンプレッションインナーには、薄くて軽いポリエステルやナイロンといった素材が主に使用されています。これは、コンプレッションインナーでは着用時のストレッチ性が重要であるためです。また、裏起毛やフリース素材など防寒対策にもなる素材を使用している商品もあります。
機能の特徴
コンプレッションインナーは、様々な機能を備えています。例えば、保温性のあるものや汗をかいた時に役立つ吸湿機能や速乾機能を備えたものなどです。また、筋肉疲労の軽減や怪我予防など身体への負担を軽くしてくれる機能を備えた商品もあります。
コンプレッションインナーを着用するメリット
ここでは、コンプレッションインナーを着用するメリットについて解説します。
体温調整を助けてくれることで、作業効率が向上する
コンプレッションインナーは、保温性、速乾性に優れているため、体温調整のサポートを行ってくれます。汗をかいてもすぐに乾くため体が冷える心配もありません。また、着用していると冬は温かく、夏は涼しいため、パフォーマンスの向上にもつながるでしょう。秋冬用、春夏用で、それぞれ素材などに違いがあり、年間を通した着用も可能です。
なお、詳しい商品紹介は記事の最後に行うので、ぜひ参照してみてください。
身体を動かす際にサポートしてくれる
コンプレッションインナーは身体の動きをサポートしてくれるため、正しく身体を動かすことができ、パフォーマンスの向上が期待できます。また、商品によっては怪我防止やテーピング効果があるものもあります。
血行が良くなり、疲労軽減が期待できる
コンプレッションインナーは着用すると、体に圧がかかります。この圧によって血液の循環が良くなり、血行促進となり筋肉疲労などの疲労軽減につながります。
コンプレッションインナーの注意点
ここでは、コンプレッションインナーを着用する際の注意点について解説します。
サイズ選びは慎重に行う
コンプレッションインナーを選ぶ際は、サイズに注意してください。大きすぎても小さすぎても十分な効果が得られないためです。例えば、大きすぎると体に圧がかからないため、血行促進などの効果が期待できません。また、小さすぎると圧がかかりすぎて体が動かしにくくなります。また、息苦しさを感じることもあるでしょう。
購入時は、メーカーが提示するサイズを確認したうえで、自身にあったものを選ぶようにしてください。
睡眠時は血行が悪くなるので、着用しないほうが良い
コンプレッションインナーは睡眠時の着用には向いていません。これは、血行を妨げてしまいためです。特に、圧の強いものは注意が必要です。睡眠時にはリラックスできる服を着用するようにしましょう。
コンプレッションインナーの選び方
ここでは、コンプレッションインナーを選ぶ際のポイントについて解説します。
着用の目的にあわせて選ぶ
コンプレッションインナーは、着用目的に応じて選ぶようにしましょう。例えば、夏に着用するのか、冬に着用するのかによって、冷感があり速乾性に優れたものを購入するのか、保温性に優れたものを購入するのか変わってきます。また、コンプレッションインナーにはスポーツ用や現場作業用などがあるため、種類の違いもチェックしておく必要があります。
素材で選ぶ
コンプレッションインナーは、使用されている素材から選ぶこともできます。例えば動きやすさを重視するのであれば、ストレッチ性のあるポリエステルやナイロンなどが使用されているものを、防寒対策で使用するのであれば、裏起毛のものを選ぶのがおすすめです。また、肌触りや着心地などもチェックしておくといいでしょう。
ちょうど良いサイズ感のものを選ぶ
コンプレッションインナーは、サイズ感に注意しなければいけません。サイズがあっていないと、十分な効果を発揮できないため、着丈や身幅など、メーカーが提示しているサイズ表をよくみて、サイズにこだわるようにしてください。
コンプレッションインナーを防寒対策で使用する場合の着方
ここでは、防寒対策としてコンプレッションインナーを着用する際のポイントについて解説します。
1番下に着用する(うまく重ね着する)
コンプレッションインナーの効果をより高めるためには、ベースウェアとして1番下に着用し、その上に熱を保温してくれるウェアを、そして1番上にアウターを着用するのがおすすめです。
アンダーウェア→保温性のあるジャケットやフリースなどのミドルウェア→防風、防水機能を持つアウターウェアの順に重ね着することで、しっかりとした防寒対策になるでしょう。
1枚でも暖かいタイプの製品を着用する
コンプレッションインナーの中には、1枚だけでも暖かいタイプの製品もあるため、そういったものを着用するのもおすすめです。例えば、裏起毛の製品であれば、1枚でしっかりとした暖かさをキープすることができます。
おすすめのコンプレッションインナー
ここでは、おすすめのコンプレッションインナー、中でも防寒対策に向いている製品を紹介します。なお、ここで取り上げている製品は防寒対策用のものですが、それぞれ冷感接触タイプも販売されているので、夏場などはそちらを利用してください。
秋冬用の保温性に優れたタイプ
「[バートル] 4061 防風フィッテッド(ユニセックス)」は、防風・保温性に優れているコンプレッションインナーです。3層構成となっており、中層には防風性を高めてくれるフィルムが採用されています。また、吸汗速乾機能も備えているので、冬の作業で汗をかいて体を冷やす心配もありません。
1枚でも着用可能な保温性の高いタイプ
[バートル] 4076 ホットフィッテッド は、スーパーストレッチ素材を採用しているコンプレッションインナーです。着用時でもスムーズに動くことができます。また、裏面起毛素材を使っているため、温かさをしっかりと感じることができるでしょう。そして、消臭テープがついているので、汗などの臭いにも対応できます。
オールシーズン(春夏用)用
「[ホシ服装] 266 長袖ローネックシャツ」は、オールシーズン使用できるコンプレッションインナーです。着心地の良さが特徴で、すっきりとした見た目なので重ね着などにも向いています。カラーも7色と豊富であるため、作業着に合わせて選ぶことも可能です。
パンツタイプ
「コーコス[GLADIATOR] G-9023 ウォームパワーサポートタイツ」は、裏起毛素材を使用したパンツタイプのコンプレッションインナーです。冬場の寒さから下半身をしっかりと守ってくれます。また、ドットカラーのものもあるため、見た目にこだわりたい人にもおすすめです。
その他のタイプ
アームカバー
「[アタックベース] 902-50 HUMMERヒートアームガード」は、裏起毛に加えて、発熱素材を使用しているため、しっかりと腕を暖かくしてくれるアームカバーです。伸縮性にも優れているため、着用中でもスムーズな動きが可能であり、作業の妨げになることはありません。
レッグカバー
「[EVENRIVER] GTH-02 ヒートボディレッグウォーマー」は、極厚素材を使用したレッグウォーマです。1枚履くだけで足元をしっかりと暖めてくれます。ストレッチ性に優れているため動きやすいのはもちろん、消臭効果によって嫌な臭いが発生するのを防いでくれる優れものです。
まとめ
コンプレッションインナーは、着用して体に圧を加えることによって、疲労軽減やパフォーマンス向上が期待できる便利なインナーです。冬場などには防寒対策としても活用できるので、ぜひ利用を検討してみてください。
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