カーゴパンツとは?選び方や着こなすポイントも詳しく解説
カーゴパンツとは、大きなポケットが、6?8個ついたパンツで、ミリタリーコーデに欠かせないアイテムです。作業着としての動きやすさだけでなく、コーディネートしやすいファッション性も人気の理由です。この記事では、カーゴパンツの特徴と選び方などについて解説します。着こなすポイントも紹介しているので、参考にしてください。
カーゴパンツとは?
カーゴパンツとは、太ももの横などに、大きなポケットが6~8個ついたパンツのことをいいます。ミリタリーアイテムや作業用のズボンとして人気が高いです。
カーゴパンツの由来・歴史
カーゴパンツの「カーゴ」には、貨物船の意味があります。貨物船や港で働く作業員たちが、身につけていたパンツが、カーゴパンツの始まりといわれています。カーゴパンツの特徴でもある、太ももの両サイドの大きなポケットは、道具の持ち運びに役立ちます。1940年代頃から軍用パンツとして発展し、アメリカ軍のパラシュート部隊などが活用されるようになりました。
こうしたことから、ミリタリーアイテムとしても認知度が上がりました。
ミリタリーコーデで人気アイテム
カーゴパンツは、時代やトレンドにあわせて変化が加えられ、ミリタリーコーデで人気を集めるようになりました。丈夫な素材で作られ、作業しやすいシルエットが特徴でしたが、現在ではスキニー・ショート丈・レディースアイテムなど、デザイン性の高いカーゴパンツが登場しています。
カーゴパンツの魅力
大きなポケットが特徴のカーゴパンツの魅力について解説します。
ポケットの収納力がある
カーゴパンツは、通常のパンツとは異なり、大きなポケットが6~8個ついているため、収納力があります。ポケットにマチや深さがあるデザインの場合は、収納力が非常に高いです。工具・ペン・小銭などが入れられるため、軽作業時やカバンを持たない時などに重宝します。
着心地がよい
作業用として作られたカーゴパンツは、ゆったりとしていて、着心地がよいことが特徴です。膝の曲げ伸ばしが楽にできるため、しゃがむ・座るなどの動作がしやすく、着心地重視の人には最適のパンツです。最近は、細身のカーゴパンツもありますが、ストレッチ素材を使ったり、膝や腰部に伸び縮みするデザインを施したりすることで、動きやすさはなくなっていません。
タフな素材で作られている
作業着や軍服として使われていたこともあり、タフな素材で作られています。丈夫で厚めの生地を使っているため、ポケットにたくさん物を入れても破れにくく、洗濯機でそのまま洗えます。手入れも簡単で、日常着・仕事・アウトドアなどさまざまなシーンで活躍します。
コーディネートしやすい
カーゴパンツはコーディネートしやすく、いろいろなアイテムとの組みあわせが楽しめます。ダボッとしたシルエットのカーゴパンツは重厚感があるため、トップスにシンプルなTシャツや白シャツを着るだけで、コーディネートが完了します。季節を問わず使え、メガネ・キャップなどの、小物を加えることで個性が出せます。
カーゴパンツの選び方
カーゴパンツを選ぶ際は色・シルエット・丈感・素材の4つがポイントです。
色で選ぶ
カーゴパンツの色は多数あるため、自分の好みはもちろんのこと、手持ちの服にあわせるなどにより、色を選びましょう。カーゴパンツの定番は、カーキ色であり、どんな色のトップスともあわせやすいです。カーキ色以外にも、好印象を与えられるベージュ、引き締め効果のある黒、ファッション・アクセントとなる迷彩柄などがあります。
シルエットで選ぶ
カーゴパンツのシルエットには、ルーズ型・スリム型・テーパード型の3種類があります。昔ながらのルーズ型は、ダボッとしていて、男性らしくワイルドに着たい人におすすめです。スリム型は、全体をスッキリまとめられるため、大人カジュアルを目指す人に最適です。足首にかけて細身に作られたテーパード型は、ダボッとしたのは嫌だけれど、ラフさは残したいという人に向いています。
丈感で選ぶ
丈感には、フルレングス・7分丈・ショート丈の3種類があります。定番のフルレングスは、靴までの丈で、どんな服ともあわせやすいです。ゆったりと着たい人や高身長の人におすすめです。7分丈は、くるぶしが見える丈感で、すっきりと仕上がるため、ビジネスシーンでも活用できます。ショート丈は、夏のリラックスコーデとして最適す。
素材で選ぶ
素材としては、デニムなどのコットンが主流ですが、ポリエステル・ストレッチ素材なども使われるようになりました。コットンは、吸湿性が高く、汚れ落ちのよいため、作業・アウトドアなどに適しています。速乾性で選ぶならポリエステル、履きやすさ重視ならストレッチ素材がおすすめです。
カーゴパンツを着こなすポイント
カーゴパンツを着こなすための5つのポイントを解説します。
ニットとあわせる
ニットとカーゴパンツは、非常に相性のよい組みあわせです。ニットのやさしい質感とカーゴパンツをあわせることで、上品さ・清潔感・リラックス感をかもし出せます。冬はもちろん、春夏のサマーニットとの組み合わせもおすすめです。季節感を取り入れながら、バランスよく着こなしましょう。
白シャツとあわせる
清潔感のある白シャツとの組みあわせは、大人っぽい印象に仕上がります。ルーズ型のカーゴパンツは、ワイルドでラフな印象に、スリム型のカーゴパンツは、すっきりとしたイメージに仕上がります。カーディガン・ジャケットなどを羽織り、アクセントをつけることで、着こなしの幅が広がります。
オーバーサイズでメンズらしさを強調する
ワイルドな太めのカーゴパンツに、オーバーサイズのトップスをあわせることで、メンズらしさが強調できます。上下共に、ダボダボしていると、だらしなく見えるため、工夫が必要です。ベルトでウエスト部分を強調したり、トップスの着丈を短くしたりするなど、ポイントを作りましょう。
個性を出したいときは柄入りを選ぶ
自分らしく個性を出したいときは、柄入りのカーゴパンツがおすすめです。無地で物足りない人や、ワンランク上の着こなしを意識したい人には最適です。ボトムスの印象が強いため、トップスは無地のTシャツなど、シンプルなものがよいでしょう。
ショート丈はゆったりめのトップスをあわせる
ショート丈のカーゴパンツは、サイドにポケットがあることで、通常のショートパンツよりもボリュームが出ます。ゆったりめのトップスをあわせることで、重心を上げ、全体のバランスをとることが大切です。帽子・小物・時計などで、アクセントを加えれば、おしゃれな着こなしができます。
おすすめのカーゴパンツ5選
ワークランドで人気のカーゴパンツを5つ紹介します。
[バートル] 662 カーゴパンツ(ユニセックス)
「[バートル] 662 カーゴパンツ(ユニセックス)」は、伸長率16%のストレッチ素材で作られたカーゴパンツです。細身で程よくフィットするテーパードシルエットで、すっきりと着こなせます。ネイビー・シルバー・ザック・カーキの4色展開の男女ユニセックスシリーズで、女性用もあります。
[寅壱] 8910-219 デニムカーゴパンツ
縦横に伸びるストレッチデニム素材が使われており、ヴィンテージ加工により適度な色落ちが魅力です。膝のパターン立体仕様で動きやすさが重視されており、膝裏には別売りのニーパッドが入るニーパッド用ポケットもついているなど、細かい工夫が加えられています。
[バートル] 1802 カーゴパンツ(ユニセックス)
伸縮性の高いストレッチTC素材が使われたカーゴパンツです。ヴィンテージデニムのような加工を施したユニフォーム素材で、カジュアル感を出したい人に最適です。細身シルエットのテーパードデザインで、男女ユニセックスシリーズです。シルバー・ミルスグリーン、インディゴ、アーバンブラウンの4色展開です。
[寅壱] 8980-219 デニム蛇腹カーゴパンツ(ストライプカモ)
綿98%のストレッチデニム素材を使用した細身シルエットのカーゴパンツです。伸びやかな生地と膝や腰部が蛇のお腹のように伸び縮みする蛇腹プリーツを採用することで、細身でありながら動きやすさも兼ね備えています。同シリーズのジャケットとセットアップにもできます。
[EVENRIVER] USD-702 ストレッチブラスト カーゴ
魅せるデニムとして作られた数量限定品です。綿99%のストレッチデニム素材が使われ、動きやすいフォルムにもこだわっています。カラーは薄めのアイスブルーで、作業時にもプライベートでも着られるカーゴパンツを探している人に最適です。
まとめ
カーゴパンツは、たくさんの大きなポケットが特徴で、動きやすさとおしゃれを兼ね備えたアイテムです。着心地がよくタフな素材で作られており、コーディネートのしやすさが魅力です。男性らしく着こなしたいときは定番のダボっとした形、個性を出したいときには迷彩柄など、イメージにあわせて色・シルエット・丈感を選びましょう。
関東に20店舗を展開する「ワークランド」は、作業服・作業着やユニフォームの専門店です。価格競争力と納期に自信があり、服や靴・工具まで豊富な品揃えがあります。カーゴパンツも、豊富なラインナップを揃えているので、自分にぴったりな1本を見つけてください。