作業服の代表格とも言えるつなぎには、安全性の高さや動きやすさに加えて、防寒着としての役割も注目がされています。腰部分が連結していることで、外気が入りにくく熱が漏れにくいという構造が実現。また、素材によっては真冬でも快適に過ごせる防寒性が備わっています。

今回は、そんな防寒つなぎの選び方や、おしゃれなデザインが魅力のアイテム8選をご紹介します。寒い季節のインナーとしてはもちろん、普段使いもできるファッショナブルなつなぎをお探しの方は、ぜひご覧ください。

防寒つなぎとは?

自動車整備などの作業服としてイメージが強い「つなぎ」。なかでも、冬季に外現場で働く方々の体を暖かく守ってくれる「防寒つなぎ」は、お仕事以外にもツーリングなどのアウトドア、DIYでの作業服としてその性能を発揮してくれます。

昨今のキャンプブームにより夏だけではなく、冬にもキャンプや釣りを楽しむ方も増え、つなぎは防寒対策としても大活躍しています。さらに、近年ではさまざまなビッグメゾンからトレンドのアイテムとしてリリースされたこともあり、現在注目を集めています。

防寒つなぎの選び方

防寒つなぎの選び方

防寒つなぎは腰回りの寒さに強く、冬の外仕事はもちろん、さまざまな場面で活躍します。また、自動車・バイク整備や金属加工や製造業などの作業に適した防塵・帯電加工が施されたもの、防水加工により雨の中でのツーリングや農業作業など、多様な用途に合わせた特徴を持った製品が登場しています。ここからは、そんな防寒つなぎを選ぶポイントについて解説します。

サイズ

防寒つなぎを店頭で購入される場合は、試着をおすすめします。

ストレッチ素材のものもありますが、伸びにくい素材のつなぎも少なくありません。肩回りの大きさの確認に加え、裾上げできない場合もあるので、股下の長さなどのチェックが必要です。また、ネット通販で購入される場合には、参考身長や着丈などが記載されているので、ご自身の体型に合うかを確認するようにしましょう。

なお、防寒つなぎは、大きめのサイズをルーズに着用するより、ピッタリのサイズを選ぶことで隙間から熱が漏れることを防げます。寒さの厳しい季節に着用するのであれば、こうした点にも配慮するようにしましょう。

デザイン

ビックメゾンからリリースされたこともあり、最近ではさまざまなデザインのモデルが増えました。作業着としてだけではなく、タウンユースに使いたいという場合は、見た目やコーディネートにもこだわってみましょう。

LeeやDickiesなどで知られる定番のデニム生地でおしゃれに決めることもできますし、カラー展開が豊富なつなぎは、ユニフォームなどにも最適です。

また、厚手のつなぎには抵抗があるという方には、インナータイプのつなぎもおすすめです。

素材感

デニム地は丈夫なだけではなく、見た目がおしゃれなこともポイント。また、綿100%のものは肌の弱い方でも着やすい素材と言えます。

一方、作業用として多く使われているつなぎはポリエステルを使用しているものもあります。汚れが落ちやすい素材のため、外現場など汚れが気になる作業着にうってつけです。

着にくさが懸念の一つであった場合には、ストレッチ素材のものをおすすめします。しっかり伸縮してくれるので、シルエットを崩さず動きやすいのが特徴です。

おすすめ防寒つなぎ8選

防寒つなぎの選び方が分かったところで、次は実際のおすすめ商品についてもご紹介します。アウターはもちろん、インナーに使いやすいモデルもラインナップに加えました。また、いずれも屋外現場で利用できるものばかりを集めていますので、防寒つなぎをお探しの方はぜひ参考にしてください。

[エスケー・プロダクト] GE-209 撥水防風ツナギ

天候に左右されない、作業に最適な撥水・防風ツナギです。撥水加工を施したウインドブレーカータイプのツナギは、風雨から身を守りながら、便利なファスナーで腰回りを開放できます。また、袖のサイドには反射材を使用し、夜間作業時の視認性を向上させ、安全性を高めています。

[TS Design] 5120 ライトウォームオーバーオール

さまざまな季節を快適に、そしてスタイリッシュに過ごすためにデザインされた防寒つなぎです。綿100%で作られたこのユニセックスのオーバーオールは高級感があり、雨にも対応できる撥水加工が施されています。チャコールグレー、ネイビー、カーキの3色展開で、ユニークなスタイルとルックスが魅力です。

[ジーベック] 109 防寒続服

幅広い季節のアクティビティに最適な防寒つなぎです。ポリエステルと綿の混紡素材に、中綿とプリーツを組み合わせ、十分なサポート力と保温性を実現しました。樹脂ファスナーと樹脂ボタン(ドットボタン)で着脱しやすく、超撥水加工によるドライで快適な着心地をキープできます。

[ジーベック] 928 防寒続服

さまざまな天候の下で、優れた保温性と快適性を提供するために設計された防寒つなぎです。プリーツとシャーリングにより、自由な動きを可能にし、中綿により優れた保温性を発揮します。また、樹脂製のファスナーと幅13.5cm、深さ16cmのサイズの胸ポケットを装備。さらに、超撥水加工により風雨から体を守れます。屋外作業など、厳しい環境で働く人にとくにおすすめの一着です。

[自重堂] 48500 防寒続服(つなぎ)

防寒性に優れた取り外し可能なフード付きの防寒つなぎです。高密度タフタを使用した丈夫な造りが最大の魅力。なおかつ、撥水機能、消臭・抗菌機能、防風機能など、多くの機能を有しています。フロントジッパーとプラスチックボタンでしっかりとフィットし、シルエットも美しい仕上がり。おしゃれで機能的な防寒つなぎをお探しの方におすすめです。

[桑和] 49000 防寒つなぎ

ファッショナブルでありながら、どんな天候でも暖かく快適に過ごせる防寒つなぎです。綿100%の素材を使用し、柔らかな手触りとソフトな風合いで、快適に着用可能。また、取り外し可能なボア、袖ペン差し、コンシールファスナー、スルーファスナー、フラップ付きサイドポケット、アジャストテープ、大型カーゴポケットなどの、豊富な機能を備えている点も大きな特徴です。

[エスケー・プロダクト] GE-2040 インナーツナギ 長袖

中綿にTHERMOLITEを使用した防寒つなぎ。非常に軽量なので、薄手のインナーウェアとして人気です。全体に伸縮性のあるニット素材でできているため、体の動きをスムーズにサポート。また、トイレに行きやすい腰割れファスナーを採用しているので、快適性もポイントです。

[エスケー・プロダクト] GE-2042 インナーツナギ 袖なし

快適に過ごせる頼もしいインナー保温つなぎなら、エスケー・プロダクトのGE-2042がおすすめです。高い保温性が実現していることに加え、伸縮性のあるニットで適材適所のスムーズなサポートを実現。腰割れファスナーが搭載されているため、トイレも楽々です。

防寒つなぎをおすすめする理由

次に、防寒つなぎのメリットについてより詳しく見ていきましょう。機能性だけでなく、ファッションアイテムとしての魅力についてもご紹介します。

安全性と動きやすさ

防寒つなぎは、動きやすさに加えて安全性も高いのが特徴です。上下がつながっていることで服がめくれるといったわずらわしさもなく、作業に集中できて小さな怪我からも守ってくれます。

暑くなった場合にも上部分を脱いで腰に巻けば、脱いだ服を持ち運ぶわずらわしさもありません。寒いときはしっかり着こみ、室内で暑くなったら脱ぐなど、温度調整のしやすさも魅力です。

メンテナンスのしやすさ

作業など、高い頻度で使用する場合に重視したいのはメンテナンス性です。防寒つなぎは丸々洗えるのでお手軽。とくに、綿やポリエステルから作られているつなぎは洗濯にも強く、しっかりと汚れを落とせます。また防汚加工されたつなぎは、そもそも汚れが付きにくいという性能を持ちます。

ツーリングやアウトドアでの汚れはもちろんですが、仕事で毎日着用するつなぎは、洗濯機で洗えることは必須条件。それぞれのつなぎの特性を利用して、毎日清潔なつなぎで快適に過ごしましょう。

ファッションアイテムとしても注目

現在ではデザイン性の高いつなぎも次々登場し、おしゃれアイテムとして注目が高まっています。カモフラージュ柄など、セットアップを楽しむように一着で印象の強い柄物や、インナーや小物で変化を楽しむためにシンプルなデザインのものも登場しています。

トレンドになっているアメカジスタイルはもちろんですが、白シャツやストローハット、靴で印象を変えてコーディネートに取り込むのもおすすめ。つなぎを着こなすファッショニスタのスナップなども参考になるでしょう。

コーディネートのしやすさ

一枚で決まるつなぎは、コーディネートも簡単です。上下の組み合わせを考えることもなく、一着あればその日のファッションが完成。忙しい朝に、いろいろな組み合わせを試すといったわずらわしさがありません。

また、小物で印象を変えることができファッションを楽しめます。たとえば、Dr.Martensなどの編み上げブーツを合わせたアメカジスタイルは定番でしょう。また、ボーイッシュなイメージだけではなく、ハイネックやパンプスを合わせたきれいめで大人な印象や、ハイヒールを合わせたモードスタイルなど、靴などのプラスワンアイテムで印象を変えることができ、コーディネートを楽しめます。

防寒つなぎのメンテナンス方法

防寒つなぎは、洗濯機で丸洗いできることを紹介しましたが、お仕事によっては洗濯機だけでは綺麗にならない汚れの場合があります。ここでは、油や泥汚れなどの場合の洗い方を解説します。

1.お湯と洗剤をバケツに入れる

自動車整備や工場勤務などで油を含んだ汚れは、まず通常の洗濯洗剤を試します。それでも落ちない酷い汚れの場合には、作業着専用の洗剤を40度~60度のお湯に溶かし、つなぎと一緒にバケツに入れましょう。

また、農作業やツーリングなどでついてしまった泥汚れは、水にも油にも溶けない不溶性のため落ちにくいという性質があります。洗濯機で洗う前に乾燥させてから、ブラシなどで繊維に入り込んだ砂の粒子を落とす作業が必要です。

2.浸け置きする

浸け置きして油などの汚れを浮かせていきます。必要であれば数回揉み洗いします。

3.洗濯機にかける

最後に、念のため他の衣類とは分けて洗濯機へ入れて洗います。軽い汚れの場合は、つなぎを洗濯機の一番下にいれると汚れが落ちやすくなります。

つなぎ・オーバーオール・オールインワンの違い

つなぎ・オーバーオール・オールインワンの違い

ビックメゾンからのリリースで話題となった「つなぎ」ですが、同じように「つなぎ」と形容されることの多いオーバーオールやオールインワンとの違いは何でしょうか。それぞれの特徴と違いについて確認してみましょう。

つなぎ 自動車整備などの作業着として多く使われる上下の繋がった衣類のことです。擦れにくいデニム生地が主流となっています。上下に別れた服の場合は機械などに巻き込まれる危険性もあるため、作業着として多く使われています。
オーバーオール 胸当てとサスペンダーが付いたズボンのことで、吊りズボンとも呼ばれます。作業道具を入れるためポケットがたくさんあることも特徴。一着でおしゃれなアメカジスタイルになる点が大きな魅力です。
オールインワン こちらもつなぎ同様、上下つながった衣類のことを指します。ワンピースも括りとしてはオールインワンですが、ワンピースはスカート、オールインワンはズボンバージョンと解釈されることが多いです。

上記をまとめると、オールインワンとはつなぎとオーバーオールを含む、上下がつながったファッションの総称であることが分かります。一方、つなぎとオーバーオールには構造的な違いがあります。見分け方としては、サスペンダーの存在が分かりやすいでしょう。上下の服が合体したものがつなぎ、ズボンを吊しているのがオーバーオールと考えてください。

まとめ

防寒つなぎを様々な方向から紹介してきましたが、ワークランドでは防水はもちろん、防油、防汚機能などお仕事で毎日着用する方にも嬉しい防寒つなぎをたくさん揃えています。

作業着の専門店だからこその安全性と動きやすさにこだわった防寒つなぎを手に入れることができます。厳しい冬を乗り越えるために防寒つなぎをぜひ試してみてください。

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