ドローコードとは?作業着での役割と使い方を徹底解説
無題ドキュメント

作業着のフードや裾についている紐(ひも)を、単なる装飾だと思っていませんか?

この紐は、「ドローコード」と呼ばれる機能パーツです。開口部を絞れば風や粉塵の侵入を防ぎ、緩めると通気性を確保できます。また、身体へのフィット感を調整する役割もあります。

本記事では、ドローコードの基本的な仕組みから、建設・物流・製造など、各現場での使われ方を詳しく解説します。

ドローコードとは

一般的にドローコードは、衣類のフードや袖口、裾、ウエストなどに通された紐状の部品です。その名称は英語の「draw(引く)」と「cord(紐)」に由来し、日常的な衣類では、パーカーなどのカジュアルウェアに広く使われています。

ドローコードの特徴

ドローコードは、紐の引き具合やストッパーの位置を変えることでフィット感を細かく調整できます。ゴムと違い、使う人が自分で締め具合を決められるため、作業内容や気温に合わせて緩めたり絞ったりできます。

素材にはポリエステルやナイロン、綿が使われており、それぞれ耐久性・軽さ・肌当たりが異なります。

また、紐の先端にはコードロックや金属・プラスチック製のストッパーが付いています。このストッパーで調整した位置を固定できるため、作業中に緩む心配がありません。

どこに使われるのか?

ドローコードはフード、裾、袖口、ウエストなど、衣類のさまざまな部位に使われています。そして部位ごとに、防寒性の向上やバタつき抑制、フィット感の調整といった異なる役割があります。

代表的なのがフードでの採用です。気温が低い日、風が強い日は紐を絞ることでフードが顔にフィットし、冷気の侵入を防ぎます。そして袖口では、手首まわりを絞ることで冷気や雪の侵入を防ぎ、袖のバタつきを軽減できます。

このほか、パンツのウエストや、ジャケット・ブルゾンの裾などに使われます。いずれも腰回りからの冷気の侵入を防ぎ、体温低下を抑えるのが目的です。

ドローコードの役割

ドローコードには、サイズ調整・防風防寒雨雪対策という3つの役割があります。具体的に見ていきましょう。

サイズ調整

最大の特徴は、体型に合わせてフィット感を調整できる点です。たとえば、ウエストにドローコードが付いたパンツなら、ベルトなしで自分好みのフィット感に調整できます。締め付けによる不快感がないため、屈伸動作が多い作業でも動きやすさを保てます。

この調整機能は、個人だけでなく職場全体でも役立ちます。

身長や体型が異なる従業員が多い場合でも、ドローコード付きなら同じサイズで複数人に対応できます。絞れば小柄な人に、緩めれば大柄な人にフィットするため、作業着や制服の在庫管理の手間を減らせます。

防風・防寒

裾を絞ると足元からの風の吹き込みを抑えられ、フードを絞ると顔周りの隙間をなくせます。ただし、効果を最大化するには複数箇所の調整が必要です。裾だけを絞っても、袖口やフードが開いていれば、そこから冷気が入ってしまいます。

防風・防寒仕様の作業着を選ぶ際は、フード・袖口・裾にドローコードなどの調整機能が備わっているか確認しましょう。

雨・雪の侵入防止

開口部を絞ることで、雨や雪の侵入を効果的に防ぐことができます。袖口なら雨水が袖から入らず、裾なら雪が足元から入りません。雨や雪が多い現場では、防水素材とドローコードの両方を備えた作業着を選ぶと快適です。

衣類や作業着での使われ方

衣類や作業着での使われ方

ドローコードが使われているアイテムは、パーカーや登山ジャケット、作業着など多岐にわたります。

一般的な衣類での使われ方

カジュアルウェアでは防寒アイテムとして、スポーツウェアやアウトドアウェアでは本格的な機能パーツとして使われています。

たとえば、登山用ジャケットやスキーウェアでは、フード・袖口・裾の複数箇所にドローコードがあり、風雨の侵入を防ぐ仕組みになっています。複数箇所を調整することで、環境に応じた防風・防寒効果が得られます。

作業着での使われ方

作業着におけるドローコードは、見た目よりも実用性が重視されます。現場ごとに求められる機能が異なるため、代表的な活用シーンを確認しておきましょう。

建設現場

建設現場では、天候の急変に対応できる作業着が欠かせません。

特に雨天時は、体が濡れることで体温が低下し、集中力が落ちて事故のリスクが高まります。防水ジャケットのフードや裾を絞って雨の侵入を防げば、体を濡らさず、安全に作業できます。

物流・倉庫

室内と屋外を頻繁に行き来する物流センターや倉庫では、急な温度変化で体が冷えたり、汗をかいて体温調節が難しくなったりします。

ドローコードで衣服のフィット感を調整すれば、保温性や通気性をコントロールでき、体温を管理しやすくなります。

製造・工場

衛生管理が必要な製造現場・工場では、ドローコードで袖口や裾を絞り、ホコリやゴミの衣服への侵入を防ぎます。これは食品工場やクリーンルームにおいて、特に重要です。

農業・畜産

屋外での長時間作業が基本となる農業・畜産の現場では、体温管理と異物の侵入防止が重要です。寒い日や風が強い日は、裾やフードを絞ることで体温の低下を抑えられます。

また、作業の種類に応じて調整できるのも便利です。たとえば、収穫作業や動物の世話では、開口部を緩めることで動きやすくなります。逆に寒い早朝の作業では、開口部を絞ることで保温性を高められるでしょう。

おすすめのドローコード付き作業着5選

ここからは、ワークフローで取り扱いのあるドローコード付き作業着5選をご紹介します。それぞれ異なる特徴があるため、作業環境に合わせて選びましょう。

バートル 480 フーディジャケット

耐水圧5,000mmのストレッチ素材を採用し、伸長率15%により動きやすさも確保した1着です。フードスピンドルとウエストドローコードで風の侵入を段階的に調整できるため、気温変化の激しい現場に適応します。

また、強撥水加工により小雨程度なら水を弾くため、急な天候変化にも対応できます。アパレルブランドに近いサイズ感で、スタイリッシュな見た目も人気です。

コーコス G-2035 ジョガーカーゴ

ヨコ伸び55%以上のストレッチ素材により、屈む・立つ・しゃがむといった動作をストレスなく行えます。ウエストは総ゴム・ドローコード・ベルトループの3重調整機能を備え、体型を選びません。

裾はジョガータイプで、足首にぴったりとフィットします。安全性と動きやすさを両立したい現場に最適です。

グレイスエンジニアーズ GE-770 ブリザードシェルツナギ

耐水圧15,000mm・透湿度5,000g/㎡という高スペックのつなぎです。調整機能付きフィットフードにより顔周りの防風性を細かくコントロールできます。吹雪や強風の中でも体温を守れる本格仕様です。

また、特許取得の「GRACE BACK®」によるヒップオープン機能で、つなぎの最大の弱点であるトイレ問題を解消しています。

バートル AC1151 エアークラフトタクティカルブルゾン

ファン装着対応のタクティカルブルゾンです。アルミコーティングによる遮熱効果で、体感温度を最大で約9℃下げることが可能です。猛暑日の体温上昇を効率的に抑えるため、熱中症リスクを大幅に軽減できます。

ヘルメット収納フードは着脱可能で、ドローコードで顔周りのフィット感を調整できます。フルハーネス対応のため、高所作業でも重宝します。

ジーベック 85719 セフティ長靴

鋼製先芯と踏み抜き防止板を搭載し、落下物や鋭利な物からつま先と足裏を保護します。履き口カバーにより水や異物の侵入を防ぐため、解体現場やゴミ処理場など足元の危険が多い環境に最適です。

まとめ

ドローコードは、現場の安全と効率を支える機能パーツです。一見すると普通の紐ですが、衣類の防風性・防寒性・作業効率に大きく影響します。

まずは自分の現場に必要な機能を整理してから、ドローコード付きの作業着を試してみてください。

執筆者情報

ワークランド編集部

作業服や作業着、ワークウェアに精通した専門スタッフが監修しています。作業現場での実体験や最新のトレンドを基に、機能性やデザイン性を兼ね備えた商品選びのポイントを分かりやすく解説しています。ワークウェア選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

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