作業着のインナー選び!機能性重視のコンプレッションインナーのすすめ
作業着と合わせて着用したいのがインナーです。インナーにはそれぞれ用途や機能があります。しかし、それを意識しないで1年中同じインナーを使い回してはいませんか? より作業効率をアップできるコンプレッションインナーも近年では人気です。そこでこちらでは、作業着の中に着るインナーの選び方についてご紹介します。
目次
作業着の中にインナーを着る理由
作業着の中にインナーを着ると、体温調節やケガの防止、疲労軽減といった効果が期待できます。また、作業着との合わせでコーディネートを楽しむことも。こちらでは、インナーの必要性について解説します。
天候や気温に合わせた体温調節
作業環境は現場によってさまざまです。 時にはひどい暑さに見舞われたり、凍えるような寒さに震えたりすることもあるでしょう。しかし、 趣味ならともかく、仕事となれば天候や気温で作業を止めるわけにもいきません。
こうした際、インナーは体温調整のアイテムとして大いに役立ちます。 着用するだけでも体温の低下や上昇を防いでくれるでしょう。また、機能が施されたインナーの場合は、さらに高い快適性ももたらしてくれます。
ケガ防止や疲労軽減
作業中に万が一作業着が破れるようなことがあれば大変です。しかも、その中が素肌だった場合、より大きなケガにつながる可能性もあるでしょう。インナーは肌を保護する役割もあるため、引き裂けなどが起こった際にも重要な役割を果たします。
また、インナーの中には機能性を高めたコンプレッションインナーという種類があります。このインナーは筋肉の疲労軽減効果があるほか、ケガ防止にも役立ちます。
コーディネートでおしゃれに
近年の作業着はデザインにも力が入れられており、普段着かと見間違えるほどです。インナーは多彩なカラーバリエーションがあるため、こうしたおしゃれな作業着と合わせることで、コーディネートを楽しめます。
作業着と合わせて着るインナーの種類
インナーにはいくつか種類があり、それぞれに役割等が異なります。基本的な機能としては体温調整やケガの防止と共通ですが、各種アイテムごとに独自の役割があるものも。以下では、作業着と合わせて着たいインナーの種類について解説します。
ノースリーブ・半袖
主に春夏シーズンで活用されるインナーです。暑さをサポートする意味で、触れたときに冷感を覚える「接触冷感」や、汗を吸って早く乾燥する「吸汗速乾」といった機能が付く商品が多く見られます。ただし、これらの機能はノースリーブや半袖だけでなく、長袖にも使われている場合があります。袖のあるなしは動きやすさや安全性などに関わるので、ご自身の作業内容に合わせて選ぶようにしましょう。
長袖
春夏だけでなく、気温の下がる秋冬の防寒具としても使われるインナーです。秋冬用になると、いかに体温を保てるかが重視されるようになり、「吸湿発熱」機能や裏起毛などが施される傾向にあります。また、袖が長い分肌の露出が減るため、ケガや日焼け防止の目的で選ばれることもあります。
アームカバー
腕だけをカバーするためのインナーです。作業着が半袖の場合に、腕のケガや日焼けを防止するのに用いられます。秋冬の場合は、寒さ対策としての役割もあります。なお、最近の商品はデザイン性が高く、色や柄を組み合わせてコーディネートを楽しむ方といった用途でも活躍しています。
レッグカバー
足をカバーするためのインナーです。太ももやふくらはぎを保護するほか、春夏用では冷感や日焼け防止、秋冬用では防寒といった機能が施される傾向にあります。また、脚に適度な着圧を加える機能を持ったものは、履いているだけで脚の疲れを軽減したり、パフォーマンスを高めたりといった効果が得られます。
バラクラバ
バラクラバは目出し帽のことで、頭から顔までをすっぽりと覆ってくれます。使い所としては真冬の野外など、寒さが厳しいシチュエーション。顔面の冷えを抑えてくれます。
季節別インナー選びのポイント
上記でご説明したとおり、インナーにはいくつかの種類があります。また、シーズンごとに推奨される製品も異なります。そこで以下では、春夏と秋冬それぞれで、インナーを選ぶ際のポイントをご紹介します。
【春〜夏】吸汗機能で快適に作業
春夏のインナーは、吸水性と速乾性が重要です。「そもそも、夏にインナーを着るのは暑そう」と、お考えの方もいるでしょう。 しかし、作業着が直接汗を吸うと、肌にはりついて不快です。また、 速乾機能などが備わっていなければ、なかなか乾かずに不快感がさらに続きます。
夏服用のインナーであれば、肌触りがサラサラしており、汗をしっかり吸収し、かつすぐに乾燥するので、暑くても気持ち良く作業が続けられます。 その他にも、以下のような機能を持つインナーは、過酷な作業場で重宝されます。
- ひんやり感のある「接触冷感素材」が用いられており、着るだけで涼しい
- 消臭・抗菌仕様やテープが貼られており、汗の臭い対策になる
- UVカットなど、日焼け防止機能が備わっている
- 脇等にメッシュが施されており、通気性が高い
【秋〜冬】保温性重視で寒さ対策
作業中の寒さが厳しくなる秋冬シーズンは、何よりもインナーの保温性能が重要になります。熱を逃さないような加工がされた素材を使うインナーを選びましょう。ただし、あまり厚手なものを着てしまうと動きにくくなり、作業効率に悪い影響を及ぼす可能性があります。そのため、保温性は高く、かつ薄手のものがないか探してみてください。
なお、一部のインナーには汗等の水分を吸うと発熱する吸湿発熱繊維が使われています。汗は身体を冷やす原因にもなりますが、こうした機能があれば、発汗が身体を温めるのに役立ちます。
ちなみに、身体の冷えは筋肉を縮めることがあります。普段どおり身体が動かないとケガに発展することも。その意味でも、しっかり身体を温めてくれるインナーを用意しましょう。
快適な作業のために!おすすめはコンプレッションインナー
インナーのなかでも近年注目されているのが、身体へ適度な圧をかけ、さまざまな効果を得られるコンプレッションインナーです。身体の保護や体温調整といった機能に加えて、パフォーマンスの向上というメリットがあることから、作業時はもちろんスポーツや日常まで、用途は多岐にわたります。
【メリット1】体温調整と作業効率向上
コンプレッションインナーの多くは多機能です。春夏用では冷感、秋冬用では保温といった機能が施されます。体温調整はインナーの基本的な役割であり、これはコンプレッションインナーでも同じです。
加えて、汗をかいてもすぐに乾く速乾性などもポイントのひとつです。春夏であれば汗が肌に張り付く不快感を軽減できますし、秋冬は汗で身体が冷えるのを防げます。こうして作業時の快適性が高くなれば、作業効率も向上するでしょう。
【メリット2】運動サポート
コンプレッションインナーには運動中の身体負荷を軽減する機能が備わっています。実際に、コンプレッションインナーを着用して運動をすると、心拍数が上がりにくくなるといった効果が得られるといった研究結果があるほどです。
人の身体が通常、運動によって酸素が消費されると、それを補うために血液を介して酸素が運ばれます。この際、心肺の働きが活発になるのが、心拍数上昇の仕組みです。しかし、この上昇幅が大きければ大きいほど、身体への負荷は大きくなります。作業効率の低下はもちろん、身体の健康という意味でも懸念があるでしょう。
複雑な仕組みは置いておくとしても、息が上がりにくくなることが現場で実感できれば、そのメリットはかなり大きいと言えます。
【メリット3】血行促進と疲労軽減
コンプレッションインナーには筋損傷の回復効果が認められています。そもそもの仕組みとして、コンプレッションインナーは着用によって身体に圧をかけます。これによって血液の循環が良くなると、筋損傷が抑えられ、かつ疲労軽減にも役立ちます。
とくに力仕事をしている方にとって、筋損傷は避けられません。連日作業が続けば、ダメージが大きくなってしまいます。こうした際にコンプレッションインナーを着用すれば、筋損傷を抑え、疲労回復も見込めます。
コンプレッションインナーとは、着用すると体に圧がかかり様々な効果を発揮してくれるインナーのことです。コンプレッションインナーは日常生活やスポーツシーン、さらには作業着など幅広く機能性インナーとして人気を集めています。また、各種メーカーから販売されており、作業用ウェアの商品もコスパの良さから人気となっています。
コンプレッションインナーとは?防寒対策で作業もしやすい機能性インナーを紹介
おすすめ作業着インナー5選
ここからは、ワークランドで購入できるおすすめの作業着インナーを5つご紹介します。いずれも人気商品ですので、インナーをお探しの方はぜひ参考にしてください。
1. [バートル] 4070 エアーフィット長袖コンプレッション
バートルのなかでも人気のエアーフィットシリーズ。4070は、そこにラインナップされたクルーネック長袖コンプレッションです。軽量かつ身体にしっかりとフィットするストレッチ性、両脇メッシュ仕様による抜群の通気性が魅力です。
2.[バートル] 4074 アイス消臭フィッテッドコンプレッション
通気性や伸縮性、軽量に優れたエアーフィットシリーズのなかでも、消臭機能と冷感性能が魅力の4074。その秘密は、意図表面に作られたイオン化状態。悪臭を吸着した後は、ロイカCFが臭いの拡散を抑制します。夏の作業に最適な長袖コンプレッションです。
3.[コーコス] G-928 ドライパワーサポート長袖
デザイン性にもこだわりたい方には、コーコスのG-928がおすすめです。ホワイトやブラックといった定番カラーに加え、ドットレッドやドットグレー、ドットカーキなどをバリュエーション。機能性も高く、夏場の作業にうれしい接触冷感と吸汗速乾が素材に使われています。
4. 自重堂 [Z-DRAGON] 75164 ロングスリーブ
アクセントに用いられたゴールドプリントが目を引く長袖コンプレッションインナーです。十分なストレッチ性や通気性を実現しているので夏場の作業も快適。さらに、吸汗速乾と強力な消臭&抗菌といった機能も魅力のひとつ。ハイパフォーマンスなインナーをお探しの方におすすめです。
5. [EVENRIVER] GTX06 アイスコンプレッションネオクルーネック(長袖)
イーブンリバーの大人気冷間コンプレッションインナー。接触冷感やUVカット機能などが備わっているため、春夏の作業着に最適です。また、摩擦や引っかけにも強く、耐久性も十分。繰り返しの着用でもしっかり身体にフィットします。
まとめ
ワークランドでは、上記の他にも豊富なインナーをとり揃えております。作業着の中に着るインナーをお探しの方は、ぜひワークランドまで。