厨房には危険が多く、通常の靴では作業が困難です。従業員にはコックシューズを貸与し、職場の安全性を確保しましょう。この記事では、おすすめの商品、主な種類や選び方など、厨房用のコックシューズについての情報をお伝えします。

おすすめコックシューズ7選

飲食店用のコックシューズとして人気の商品を7つ紹介します。

[ジーベック] 85665 厨房シューズ

「耐滑ソール」の採用により、油で濡れた厨房の床でも滑りにくいコックシューズです。幅広いサイズ展開も人気の理由です。


[ジーベック] 85666 厨房シューズ

軽量のため、長時間の厨房仕事での疲れを軽減できます。ホワイトソール仕様のモデルは、汚れを気にしなければならない現場にも最適です。


[ジーベック] 85667 厨房シューズ

樹脂先芯により、安全性を向上させています。刃物や重い調理器具などを使う厨房でも、従業員の足元を守ることができます。


[丸五] 安全プロハークス#870(先芯入り)

内部にズボン止めを搭載しているため、厨房での作業中にズボンが飛び出しません。抗菌加工が施されているため、雑菌の繁殖を気にせず衛生的に使用できます。先芯入りで、職種を選ばず活用できる長靴です。


[丸五] プロハークス#201

空気を循環させる構造により蒸れにくいゴム長靴です。足元を適度に刺激するためマッサージ効果があり、長時間作業の疲れを防ぎます。


[クロダルマ] 725 軽量厨房シューズ

軽量設計で柔軟性に優れた疲れにくいコックシューズです。撥水性能の高いEVA素材を採用しており、水で痛みやすい環境の使用でも長持ちします。学校給食の現場で広く利用されています。


[シモン] SC117 作業靴(厨房用)

隙間の多い底ゴムの設計により、食品クズによる詰まりを防ぎます。厨房のほか、食品クズが飛び散りやすい食品加工の現場でも採用されています。


コックシューズとは?普通の靴との違い

コックシューズとは、厨房や食品加工の現場で働く人向けに設計された作業靴のことです。「厨房靴」「厨房シューズ」とも呼ばれています。一般的な靴と比較すると、厨房での作業を想定した作りになっているのが特徴です。例として、水や油に強く、耐久性を意識して作られている点が挙げられます。刃物や調理器具による事故を防ぐため、つま先に芯が入っているタイプもあります。

コックシューズが必要とされる理由

飲食店の厨房業務を安全に行うためには、コックシューズの着用が重要です。コックシューズが必要とされている代表的な理由を紹介します。

転倒防止

コックシューズは滑りにくいゴム底を採用しており、水や油で滑りやすい厨房でも安全に移動できます。厨房の床は水に濡れ、油にまみれており、一般的な靴で移動するのは非常に危険です。また、スタッフが忙しく移動するため、不注意で転倒しやすくなっています。コックシューズで転倒事故に備えておくことは大切です。

耐水・耐油性

コックシューズは水や油をはじくコーティングが施され、汚れに強く傷みにくい設計になっています。そのため、一般的な靴と比較して長持ちします。また、通気穴がないため内部に水や油が入りにくく、やけど防止にもなります。

怪我防止

厨房での怪我を防止するうえでも、コックシューズは重要な役割を果たします。つま先に芯が入ったタイプは、刃物や調理器具の落下時に足を保護できます。従業員が調理器具を持ちながら作業する厨房では、予期せぬ事故が起こることは少なくありません。万が一の際も、つま先に芯が入ったコックシューズであれば、従業員の足元を保護できます。

コックシューズの種類

コックシューズの種類

コックシューズには複数の種類があります。厨房での作業を安全かつ快適に行うためには、現場の環境に合わせた種類を選ぶのが重要です。主なコックシューズの種類を紹介します。

長靴タイプ

長靴タイプは水や油を多く扱う厨房で使用されます。塩化ビニール製のものは静電気を防ぐため、引火対策にもなります。一般的なゴム長靴は水と油の多い環境で劣化しやすく、厨房用としては適していません。厨房で使用する場合は、「安全長靴」や「コックシューズ」など厨房向けに設計されたものを選びましょう。

サボタイプ

サポタイプはかかとが浅いため、コックシューズの着脱が多い厨房に適しています。通気性が良いため、長時間の勤務でもストレスがありません。接客と厨房作業を兼務する現場で広く採用されています。

サンダルタイプ

サンダルタイプは一般的なサンダルと同じように、着脱しやすい点がメリットです。また、足元が蒸れにくく、快適に作業できます。スタッフの服装デザインを意識している現場や、接客・厨房の兼業スタッフがいる現場用として採用されています。

ワーキングシューズタイプ

ワーキングシューズは、現場での作業効率を意識したタイプであり、安全靴としても使われます。つま先に芯が入っているため、事故を防ぎたい場合に最適です。また、サボやサンダルよりフォーマルな見た目のため、カジュアルな印象を抑えたい場合に適しています。

コックシューズの選び方

コックシューズは種類が多いため、何を基準に選べばよいのかわからないかもしれません。以下では、コックシューズを選ぶうえでの代表的なポイントを紹介します。

滑りにくいコックシューズを選ぶ

コックシューズの滑りにくさは、厨房作業の安全性に直結します。耐油底を採用したコックシューズは厨房環境でも滑りにくくおすすめです。また、ゴム底に溝のあるタイプは転倒を防止できるため、安全に作業できます。

疲れにくいコックシューズを選ぶ

従業員のパフォーマンスや安全な作業のためには、以下の点を意識して疲れにくいコックシューズを選ぶことが大切です。以下は、疲れにくいコックシューズ選びのポイントです。

しっかりとしたソールかどうか

ソールがしっかりしているタイプは、かかとや足裏がしっかりとサポートされるため、長時間の作業でも疲れにくくなります。

高いクッション性があるか

クッション性が高いタイプは、長時間の作業でも足への負担が抑えられます。

重量のバランスが良いか

軽量タイプであれば、長時間作業しても足が疲れにくくなります。ただし、つま先の芯など安全を意識した設計のものほど重くなる傾向があるため、バランスを考えることが大切です。

蒸れにくさ・通気性・耐油性があるか

衛生面を重視する場合は、蒸れにくさや通気性も考慮して選びましょう。また、油が飛び散る環境では、長持ちさせるために耐油性のあるものが適しています。

デザイン性があるか

お客様の目に触れる可能性がある場合は、コックシューズのデザインもお店に合わせて選びましょう。また、見た目の良いコックシューズであれば従業員も気に入り、気持ち良く働いてくれることが期待できます。

価格が適正か

予算に合わせて選ぶことも大切です。コックシューズは消耗品のため、飲食店の収支を安定させたい場合はコストパフォーマンスを意識しましょう。

コックシューズのお手入れ方法

コックシューズを長持ちさせるためには、日常的な手入れが大切です。使用した後は、以下のようなメンテナンスを行いましょう。

履き終わった後のメンテナンス

まずは、コックシューズの水濡れや汚れを拭きとります。靴底に付着した食材クズは、専用グッズや竹串で丁寧に取り除いてください。また、使用後のコックシューズ内は雑菌や匂いが残っているため、抗菌・消臭スプレーを内側に吹きかけましょう。その後、使用するまでは風通しの良いところで乾燥させてください。
使用後のコックシューズを放置すると滑りやすくなり、安全性が低下します。こまめな手入れを心がけてください。

コックシューズの洗濯方法

日常的なメンテナンスのほか、定期的な洗濯をしましょう。
靴底の汚れをしっかりと取り除いたうえで、洗剤で汚れを浮かせて水やぬるま湯で洗い流しましょう。アルカリ性洗剤は劣化の原因となるため、中性洗剤を使用してください。
乾拭きして水分を取り、陰干しして完全に乾燥させましょう。水分が残ったままの状態で収納すると劣化の原因になるため、十分に乾燥させることが重要です。メーカー指定の手入れの方法も確認しておきましょう。

まとめ

厨房の床には水や油など多くの危険が存在しています。従業員に安全、かつ快適に作業してもらうため、コックシューズは不可欠です。お店の業態や厨房の環境によって求められるコックシューズは変わってくるため、最適なものをお選びください。

ワークランドでは、さまざまなコックシューズを取り扱っています。ぜひご検討ください。

執筆者情報

ワークランド編集部

作業服や作業着、ワークウェアに精通した専門スタッフが監修しています。作業現場での実体験や最新のトレンドを基に、機能性やデザイン性を兼ね備えた商品選びのポイントを分かりやすく解説しています。ワークウェア選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

  • 法人のお客様へ
  • ラインアット友達追加
  • インスタグラム
  • 店舗受け取り
  • お役立ち情報はじめました
特集
  • 激安セールアイテム
  • プチプラ商品
  • 早配アイテム
  • 大きいサイズ特集
  • レディースアイテム
  • キッズアイテム
  • 雨の日アイテム
  • 高視認アイテム
  • 柄がモチーフ
  • デニム
  • カモフラ
  • プレゼントにおすすめアイテム
  • 祭用品
  • アロハ
  • 採用情報
竊�