防寒ズボン|寒い時期におすすめの機能やデザインなど、選ぶ際のポイントも紹介
この記事では、防寒ズボンの選び方や種類などについて詳しく解説します。注意点も解説しますので、防寒ズボンを選ぶ際の参考にしてください。最近の防寒ズボンは機能性・デザイン性ともに優れており、作業着としてはもちろんのこと、屋外での活動全般にもおすすめです。
防寒対策には、防寒ズボンを用意しよう
防寒着は、ズボンにも専用の防寒対策が施されています。しかし防寒対策を行う際、厚手の上着を着用しただけで満足している方も多いのではないでしょうか。
現場では、防寒ズボンで足元の保温性を保ち、安全に作業を行いましょう。防寒対策は、上下合わさって初めて効果を発揮します。
防寒ズボンの選び方
防寒ズボンは用途やデザイン性、機能性で選びましょう。詳しい選び方を紹介します。
まずは用途に合わせて選ぶ
防寒ズボンは、着用するシーンに応じて選びます。たとえば建築作業で使用するなら、安全性や耐久性、動きやすさなどが重要です。現場で必要となる動きや作業内容を把握し、必要な素材や機能性を備えているか確認しましょう。特に現場作業では、長時間動きつづけても破れない頑丈さが必要です。
次に機能性やデザイン性で選ぶ
用途に合わせて商品を絞り込めたら、「素材」「保湿性」「吸湿性」「耐久性」などの、機能性で選びます。迷ったときは、自分が働く場面を想像して、欲しい機能をピックアップしてみましょう。機能別に優先順位をつけると、最適な商品を選びやすくなりますのでおすすめです。最近はおしゃれなデザインのものも多いですので、ファッション感覚で選ぶのもよいでしょう。
防寒スボンの素材の種類と特徴
防寒スボンは、それぞれ素材に特徴があり、使用すべきシーンも異なります。詳しい種類を見ていきましょう。
防寒(防水・防雪等)に優れている素材のもの
防寒(防水・防雪等)に優れている商品は、断熱性や保温性、透湿性が高く、防水仕様になっています。
断熱性と保温性は、温かさに直結するため、防寒ズボンに欠かせません。透湿性は、保温したまま水分を外部に逃がすため、体温低下を抑えられます。防水仕様は、雨や雪をシャットアウトするのに効果的です。
裏起毛や中綿、マイクロフリースなどのタイプ
裏起毛や中綿、マイクロフリースなどのタイプは、保温性に優れています。一般的な服だと見た目がもっさりしがちですが、作業用の場合はスリムフィットするものも多いです。アルミフィルムラミネート加工で防風性を高めている商品もあり、その汎用性から冬の日用的な防寒具として使用する方もいます。
防水素材や撥水加工をしているタイプ
防水素材を使用したタイプは、雨や雪の侵入を防げるため、屋外での作業におすすめです。業務中に天候が悪化しても、不快感を感じることなく作業を続けられるでしょう。高透湿素材を使用しているものなら、汗ムレによる気持ち悪さも抑えられます。撥水加工をしているタイプは、汚れが付きにくく、泥を扱う現場におすすめです。
伸縮性がある素材のもの
伸縮性がある素材のものは、柔軟性があり、建築現場での激しい動きにも耐えられます。動きやすさを重視しているため、長期間の作業でも疲れにくいです。
身体の動きを阻害するような素材だと、時間の経過とともにケガのリスクが増えます。特に建築現場では危険な場所での作業も多いですので、動きやすい防寒ズボンを着用しましょう。
ストレッチタイプ
ストレッチタイプは、伸縮性を重視した防寒ズボンです。軽量で腰回りが保護されるため、激しい動きにも耐えられるでしょう。デニムパンツのような商品もあり、冬の日用的な防寒具としてもおすすめです。通気性のよいタイプなら、季節関係なく年中着用できます。
特に強度に注意して作られたもの
作業用の防寒具として使用するなら、強度や丈夫さは非常に重要です。壁にこすりつけて穴が開くほどの耐久性では、建築現場などで使用できません。長期間無理なく使える丈夫さがないと、買い替えのコストがかさむだけです。屋外での作業を想定しているなら、強度も意識しましょう。
ナイロンやポリエステル、綿タイプ各種ある
ナイロンやポリエステル、綿タイプは、丈夫さと防寒性を兼ね備えた「高密度タフタ」や「リップクロス」などに加工されることが多いです。中には耐久撥水加工が施されたり、膝に補強用の布を重ねたりしている商品もあります。他にもいろいろタイプがありますので、用途に応じて選びましょう。
防寒ズボンのデザインの種類と特徴
防寒ズボンは機能面だけでなく、デザイン性も魅力です。ファッション的な観点で防寒ズボンを紹介します。
細身に見えるように作られたタイプ
細身に見えるように作られたタイプは、痩せ型でなくてもスリムにみえます。一般服と見た目が変わらないため、ファッションとして楽しむことも可能です。ストレッチ素材を用いており、長時間の作業にも耐えられます。建築現場で腰をおろす動作をしても、動きにくさは感じないでしょう。
アウトドアなどプライベートでも着用できるようなタイプ
ボトムスを模した防寒ズボンなどは、アウトドアなどプライベートでも着用できるタイプです。コーディネートしやすいように、黒色や灰色、迷彩柄など、豊富なカラーが用意されています。特にカジュアルタイプは、スニーカーとも相性がよく、一般服より使い勝手がよいです。
防寒ズボンを選ぶ際の注意点
今まで防寒対策を中心に見てきましたが、ここからは防寒ズボンを選ぶ際の注意点を紹介します。
裾上げできるタイプかどうか
防寒ズボンは、建築機器の巻き込みや躓き防止などの安全面から、裾の長さを適切に調節しなくてはなりません。ただし作業用のズボンは、防寒性能を重視するため、裾上げできない商品もあります。購入の際は、スタッフや販売店に、裾上げできるかどうか確認しましょう。
自分に必要な機能のあるものを選んでいるか
作業現場に応じて、防寒ズボンに必要な機能も異なります。たとえば建築現場では、メモ帳やペン、ドリルなどを収納できるポケットがあると便利です。この場合は、ポケットがたくさん付いているカーゴタイプがよいでしょう。
購入の際はあらためて、あったら便利な機能がある商品を選んでいるか確認してください。
サイズ感にも注意して選ぶ
作業用の防寒服は、一般服とは選び方が異なります。メーカーごとにサイズ感や表記法も違うため、購入の際は慎重な判断が必要です。サイズ選びに失敗すると、性能をうまく活かせず、怪我のリスクも増大します。機能性と安全面を確保するためにも、実際に試着して着心地を確かめましょう。
まとめ
防寒ズボンは、用途に合わせて選び、そのあと機能性やデザイン性を決めます。商品によって素材やデザインが異なるため、試着によって着心地や機能性を確かめてください。後から調節できるように、裾上げできるかも確認しましょう。
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